令和元年12月4日、群馬大学医学部附属病院刀城会館にて医学部医学科4年生112名の学生を対象に、「医学生・研修医等をサポートするための会」が開催されました。講師として群馬大学医学部卒業生の日本医科大学生化学・分子生物学 大石由美子教授にお越しいただき、4年生の在籍数にちなんで「112通りのしあわせキャリア」と題して、医師としてのキャリア形成やワーク・ライフ・バランスについてご講演いただきました。循環器内科医として群馬県内で研修を開始し、上司の勧めで大学院に進学後、一貫して生活習慣病に関する基礎研究に従事されている大石先生は、ご自身の研究活動、米国での子育て、現在のご所属での教育や指導などについて、幅広くご講演くださいました。多くの研究成果を発表し、日本医科大学の創設以来、医学部では初の女性主任教授となった大石先生の「ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂)」とは、女性研究者だけでなく誰もが情熱と誇りをもって研究を続けられる体制の整備、とお話しいただき、ご講演後の情報交換会も話題が尽きることなく、多くの学生とご歓談くださいました。