平成30年10月17日、「群馬大学医学系研究科男女共同参画FDセミナー~医師・研究者のキャリアアップと働き方~」を開催いたしました。まず、医学研究科長の石崎泰樹先生のOpening remarksで会が開催されました。講演1に、群馬大学医療の質・安全管理学講座教授の小松康宏先生の座長の下、聖路加国際病院統括副院長の松藤凡先生を講師にお招きし、「聖路加国際病院における医師のキャリアアップと働き方改革」と題し、聖路加国際病院の取り組みについてご講演いただきました。講演2に、山梨大学大学院総合研究部医学領域 臨床検査医学講座教授の井上克枝先生を講師にお招きし、「ある医師のキャリア形成」と題し、ご自身のキャリア形成についてご講演いただきました。座長は群馬大学臨床検査医学教授の村上正巳先生にお願いいたしました。両講演とも活発な討論がなされ、最後にclosing remarksとして循環器内科学講座教授の倉林正彦先生に謝辞を述べていただきました。
セミナー後のアンケートでは「他院での労働制度について聞く機会がないので貴重なお話をうかがえた」「『働く女性医師を助けるのは男性医師ではなく、その夫』とう言葉が印象に残った」「女性医師にフォーカスしすぎない講演で良かった」等と好評を博しました。