令和7年10月3日、群馬県医師会主催で、「令和7年度 医学生・研修医等をサポートするための会」が開催されました。本会は、医学科4年生の臨床実習前講義 臨床実習入門として、男女共同参画やワークライフバランスについて考える機会となっています。会の初めに、いまいずみ小児科院長の今泉友一先生から、群馬県医師会の活動についてご紹介いただいた後、2つの講演を聴講しました。
講演1では、群馬大学医学部附属病院放射線治療科の深堀修玄先生から「臨床実習から専攻医までのキャリアの一例」を、講演2では、山下医院院長・群馬県女医会会長の山下由起子先生から「・外科医として・群馬県女医会について」をご講演いただきました。深堀先生には、大学在学中の様子や自身の研修病院の選択、診療科の選択等について、群馬大学の卒業生として、若手医師のキャリア形成について、具体的なお話を伺うことができました。山下先生には、都内の医学生時代から卒後外科医を志したきっかけ、厳しい研修生時代の勤務や恩師との出会い、医院継承後、力を注いできた地域の胃がん検診について等、これからベッドサイドでの実習が始まる医学生を鼓舞するようにお話しいただきました。

閉会後、群馬大学医学部附属病院内イタリア食堂チネマにて、コロナ後、久しぶりの企画となる情報交換会を開催しました。参加した医学生、卒後医師は、両名の先生方と、進路選択やそれぞれの診療科での勤務の様子について、歓談しました。群大の先輩医師からのアドバイス、また、大先輩である山下先生の外科医としての歩みを伺う貴重な時間となりました。


