群馬大学大学院医学系研究科ダイバーシティ推進委員会
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令和5年度医学生・研修医等をサポートするための会(10/2臨床大講堂)

  令和5年10月2日、群馬県医師会主催で、「令和5年度 医学生・研修医等をサポートするための会」が開催されました。本会は、医学科4年生の臨床実習前講義として、男女共同参画やワークライフバランスについて考える機会となっています。医師会の活動について、医師会理事の今泉友一先生にご紹介いただいた後、「教えて、先輩!~ワーク・ライフ・バランスを考えよう~」と題して、検査部講師 常川勝彦先生、総合医療学准教授 佐藤浩子先生、医療の質・安全学教授 田中和美先生より、それぞれの学生時代や卒後のキャリア形成についてご講演いただきました。
  常川先生には、“サポート”がキーワードとなってきた臨床、研究、教育の側面からのご自身のキャリア形成について、佐藤先生には、「悩んだ、迷った、自信がなかった」進路選択、また、「こころ」と「くらし」を診る総合診療の魅力や大きな転機となった漢方との出会いについて、田中先生には仕事を継続していく上で大事になさっている、「相手の立場に立つこと」、「利己的にならないこと」、また、子育てやスポーツ活動を通じた地域や人とのつながりが仕事にも活かされていることなどについて、お話しいただきました。多忙な先生方から、後輩に向けて、“迷ったら損得ではなく善悪で動く”、“自分のベストを尽くす”、“on、offの切り替えを”と具体的なアドバイスをいただき、閉会後、多くの学生から先生方のキャリアに共感する感想が寄せられました。