群馬大学大学院医学系研究科ダイバーシティ推進委員会
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令和3年度 医学生・研修医等をサポートするための会(12/7刀城会館およびオンライン)

  令和3年12月7日、東北大学大学院医学系研究科 附属創生応用医学研究センターがん医学コアセンター 細胞増殖制御分野 教授 中山 啓子先生をお招きして、「医学生・研修医等をサポートするための会」が開催され、臨床実習前講義の一環として医学科4年生が聴講しました。「小さいヒトが小さいネズミを作った話」と題して、細胞周期や分化との関係について、モデル動物であるマウスの研究について、ご講演いただきました。
  細胞増殖抑制分子であるp27のノックアウトマウスでは体が大きく生長し、F-boxタンパク質Skp2のノックアウトマウスでは、p27の分解が障害されp27が過剰に蓄積した結果、そのマウスでは体が小さく生長したという、ご自身の研究成果をお話しいただきました。

  中山先生との情報交換会では、参加した医学生からは中山先生のキャリア選択について、研究の魅力についてなど、複数の話題で盛り上がりました。また、閉会後、医学生の質問を中山先生にご連絡したところ、ご丁寧な回答をいただきましたので、一部内容を抜粋し紹介させていただきます。
学生:中山先生は臨床医をしていらっしゃったとのことですが、どのように考えて過ごしていたら、skp2やp27のような分子に着目し研究することになったのですか?
中山先生:「なんでこんなことが起こるのだろうか」と思うことはありませんか?
例えば、私たちはCOVID-19によって不自由な生活を強いられています。
「どうして新しいウイルスができたのか。」
「なぜインフルエンザは起きないのに、COVID-19では、味覚が落ちるのか。」
「なぜ、日本人はマスクするけれど、欧米人はマウスをしない人が多いのか。」
など 何故なんだろう?って思うことはないでしょうか?
疑問を持つことはそんなに難しいことではないと思います。そして、疑問を解決した時の達成感は、さらに新しいことを調べようという動機付けになります。